わが家で実践したイヤイヤ期の乗り切り方〜親の気持ちの在り方〜

2歳半頃から自我の芽生えと共に自己主張も激しくなってきました。

お風呂、歯磨き、着替えetc,,,,,特にこれらに反発します。

「いやだ。」「ちょっとまって。」「いま、〇〇しているから。」それなりの、言い訳も準備するようになりました。

時間に追われると親がイラっとしてしまいがちですが、ここでも待つ子育てが大事。

この時期の長女は、湯船になかなかはいらない・髪や体を洗うのを嫌がるため、お風呂に時間がかかっていました。

その中で、夫と長女のやりとりがいいなぁと思ったので紹介します。

夫:髪洗おうよ〜
長女:いやだ
夫:髪洗ったほうがカッコいいよ〜。明日保育園でみんなに髪サラサラでいい匂いって言われるよ〜。
長女:いやだ。言われない。
夫:みんな洗ってるよ〜。〇〇君も〇〇ちゃんも髪洗ってるよ〜。
長女:洗ってない
夫:髪洗うと強くなれるよ〜。ブラックロールパンナちゃんになれるよ〜。
長女:・・・・・。(ちょっと反応した顔)
夫:ブラックロールパンナちゃんは強いから髪洗えるんだよ〜。
長女:〇〇はブラックロールパンナなの!
夫:おぉ!そうだね!ブラックロールパンナちゃんだね!強いから髪洗えるね!ブラックロールパンナちゃんになって髪洗おうか。
長女:洗う。

こんな感じで見事髪を洗うことに成功しました。

タオルで顔を抑えて、上を向くのもいつもは途中で嫌がったり、なかなか上を向かず顔にかかり泣いたりetc…大変ですが、上手にやっていました。

ブラックロールパンナ効果が凄い!!!!

その気にさせる子育て

髪を洗わないといけない理由がわかっているのかわかっていないのか…。

わかっていてもやりたくない。なんとなくやりたくない。

こどもも気分が乗らないときはあります。頭ごなしに力ずくでどうにかしようとするのではなく、こどもと同じ目線にたってあげるのが大事です。

保育園に行くために急いでいることも、早く着替えてほしいことも、ほとんど大人事情が多いです。

ベビー公文の先生に言われた言葉。

「お母さんがイライラしてしまう原因の第一位は時間によるもので、実は子供にはあまり否がなく、大人の事情によるものがほとんどなんです。」

自分の行動を思い返してみました。

■お風呂に時間がかかり時間通りに運ばない。
→明日も早いし、睡眠不足にならないように早く寝てほしい

■早く着替えて準備してほしい
→保育園と仕事にも遅れちゃう

思い返してみると、子供のための理由に加えて大人の事情が含まれています。

限られた時間とやらなければいけないことの葛藤によるものでしょうか。一生懸命やろうと思う気持ちが余計、なんでやってくれないの!に繋がる気がします。

大事なことは、子供の気持ちを親のやらせたい方向に向かわせるための声がけをしっかりとすること。なぜなら、子供は親と同じ理由でスイッチはいらないからです。

早く寝るためにお風呂をすませたい。早く髪を洗ってほしいと言われても大人目線の大人事情に動くはずがありません。

しかし、髪を洗うと強くてカッコいいブラックロールパンナちゃんになれる。と言われるとこどもは聞く耳をもってくれるのです。

子供と言えども立派な1人の人間でそこに意思や感情があります。

「自分のこどもだから」と親の権力をふりかざしすぎないように、相手の意思を尊重し寄り添う声がけが大事だと思います。

「こどもに関するうまくいかない」の原因は自分にあると心に留め、頑張っていこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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