子どもの誕生は、男女問わず人生の方向転換に絶好のチャンス!これまで自分のことだけだった生活が大きく変わることとなりました。
そして男女でも覚悟の違いが浮き彫りになるタイミングでもあります。
我が家でも最初は失敗や意識のすれ違いがありましたが、夫婦そろって辞めたこと。辞めてよかったね。と思えた事柄を紹介します。
【いつもテレビがついているリビング】
大人は「朝のニュースだけ」娘は「決まった番組だけ」と決めました。
その他、お笑い番組・スポーツ・ドラマ etc…..は禁止にしました。
テレビは知らぬ間に私達から時間とやる気をどんどん奪っていきます。
よってテレビを排除することにより自由と幸福度が増します。
また、大人がテレビを見ながら子供に対して「勉強しなさい。」という姿勢はいかがなものか。とも思いまずは大人がテレビを見る習慣から決別しました。
テレビがつくとどうしてもダラけてゴロゴロしてしまいます。
なんとなく流れてきた番組を見て過ごした1時間は本当に理想とする過ごし方だったのでしょうか。もっと他にやりたいことがあったのでは?もっと他の休み方があったのでは?
常に家の中で雑音が流れているのは騒がしくて頭の中がスッキリせず、なんだか頭を使うことが削がれていく感じがします。
我が家はテレビを辞めてから家族の会話、自ら考えて行動することが増え活動的になりました。
また、今は動画配信サービスやオンデマンドが充実しているので、どうしても見たい番組は後から見ることができます。
CMがスキップできるので時短でオススメです。
テレビの番組表に主導権を握られないようにしましょう。
最初こそ、家の中が静か!と思いますが慣れれば平気。
こどもと遊ぶ事もできれば、なにかに集中して取り組む事も出来てメリットだらけです。
時間の主導権、情報の主導権は自分で握りましょう!
【辞められないと思い込んでいるタバコ】
夫婦揃って喫煙者でしたが、私の妊娠を機にそろって禁煙をしました。
「百害あって一利なし」の言葉のとおり。
タバコはニコチンの安定作用によって、一時的にリラックスできると勘違いしてしまいます。
しかし、実はタバコを吸った時はリラックスできていても、吸い終わると同時に気持ちの落ち込みや不安感が出てくるもの。喫煙者は非喫煙者と比べてリラックスしている時に出てくる脳波であるα波が少ないそうです。
ニコチン欲しさにイライラし頭の回転が悪くなり、タバコを吸うことでリラックスし頭の回転がよくなったと思うが、実は脳が勘違いをしているだけであり、またすぐニコチン欲しさにイライラしてしまう。
この繰り返しが行われていると思うとなんとも可哀想な気持ちになります。
何より、「一服してから○○」は時間の無駄!
仕事で言うと、初動が遅れる、作業が中断してしまう、他の事に気が飛ぶ。出張の際に、喫煙所を探し回る労力、喫煙所がない絶望感とモチベーションの低下。管理職のタバコ待ちなんて事も。
完全にタバコに支配されています。
家庭でも、喫煙で外に出ると子供がついてきて場が乱れる。
こどもが大人の喫煙待ちをすることに。
たまに、高速道路のサービスエリアで喫煙中のお父さんと車内で待つ子供たちを見かけますが、格好良い父親の姿ではないな。と思います。
最初、夫は職場の喫煙所でする会話が恋しいと言っていました。確かに、喫煙所の会話って面白いですよね。
タバコを通じて距離が縮まる、ちょっとした裏話ができる。気持ちはわからなくもないですが、、、
百害のリスクに比べたらメリットは小さいです。
なんだか、最近のタバコは大人のストレスのはけ口となっていますが、一度依存してしまうと本当のストレスフリーとは無縁になってしまう。
そんな気がします。
どうしても香りが好きな方は葉巻がオススメです。
ストレスのはけ口にしている方は、ストレスと向き合い解消する方法を見つけましょう。
【行かなきゃいけないと思っている会社の飲み会】
「仕事に飲み会はつきもの!」ではありません。
ノミュニケーションは古いと言われながらもなんだかんだ職場の飲み会はなくなりません。
ある時アメリカ人の友人がこう話していました。
「日本の本音と建て前は本当に難しい。せっかく飲み会で距離が縮まったと思っても翌日会うと、昨日の事が嘘かのように他人行儀でよくわからない。」と。
そうなんです。
結局、職場の飲み会って「就業時間外にお酒を交えて交流を深める”仕事”」になっている感じがします。
上司へ気を遣ったり、お世辞を言ったり、接待飲み会の色が強く人間同士の付き合いとはちょっとまた違うような…。
極力行かないようにしてましたが、どうしても全員参加の歓迎会や送別会など行かないと角が立つもの関しては1次会のみの参加としましました。
なぜなら、大事な会話や組織としてのセレモニーは1次会で完結します。
日頃の感謝を伝えたり、ちょっとしたコミュニケーションを取るのに十分なので仕事と思って参加してました。
2次会からは、お酒も回り覚えていなくてもいいことがほとんどなので参加しません。
仕事の一部と思われがちですが、今一度「本当にその飲み会って必要?」と考えてみてください。
私は同僚や仲間内での飲み会は、行くことがなくなりました。やはりお迎えの時間や翌日のことを考えるとハードルが高すぎます。
最初の頃は自分にとって息抜きになるかも、と思い年に数回気心の知れた仲間と飲みに行ってました。
しかし、毎晩21時半頃には寝て、朝4時に起きていたため飲み会の最中もとにかく眠くなります。お酒が入り更に眠さMAX。
平日だと翌日の弁当作り、娘の朝学習は辛くてしょうがなく、翌日は睡眠不足と疲れで使い物になりません。翌々日はリセット日で徐々に調子を戻すように。
効率が悪すぎます。
誰かに子どもを預ける、睡眠不足、お肌に悪影響、家事は溜まる、帰宅後や次の日辛い。etc…
これらのリスクを負ってまで行く価値のある飲み会はかなり厳選されてしまいます。
元々お酒は大好きでよく飲みますが、「こども第一主義」になると、外では極力飲まず家でお酒を楽しむようになりました。
飲みに行かなくとも人間関係の構築は可能です!
コロナをきっかけに、本当に行くべき会と行かなくてもよかった会を精査できたのではないでしょうか。
そのコミュニケーションはお酒で取れたつもりになっているだけかもしれません。人間関係の見極め大事です!
最後に…
子供が産まれたら辞めるべきことと題しながら、子供が居なくても辞めた方がいいことでした。
親になる=大事なものの見方が変わる。
これまでは、自分が楽しい事・充実感が得られることが優先でなんとなく過ごし、当たり前になっていましたが、立場が変われば当たり前の在り方も変わります。
今一度、「コレって今の私に必要?」と見返してみてください。
大事なのは、断捨離!
●断:入ってくるいらない物を断つ。
●捨:家にずっとあるいらないものを捨てる。
●離:物への執着から離れる。
子供のための犠牲と捉えず、自分を見つめ直し生活向上のいい機会と捉えるといいかもしれませんね。