お母さんが、イライラしている・ストレスを抱えている・悩んでいる・元気がないetc….
子供は察します。子供にも憑ります。悪循環サイクルへ陥ります。。。
お母さんが常に優しさいっぱい笑顔に溢れ、楽しく過ごす事が1番ですが、お母さんも人間なのでアップダウンがあります。
ワーママにとって仕事が原因って多くあると思います。
ワタシが勤めている会社と取り巻く環境は、男社会です。少数いる女性は皆独身。業界全体でも既婚女性、子持ちは少数です。
因みに、社内で初めて産休・育休を取得したのがワタシでした。
仕事と育児の両立の難しさは根本的な違いにある事に気付きました。
ビジネスの常識は、子育ての常識と真逆!!ワタシの経験からですが。
ビジネスの常識は、失敗しないのが当たり前。常に100点を求められる。減点主義寄り。
子育ての常識は、失敗して当たり前。常に0点からスタート。加点主義寄り。
だと思うんです。
働くママは常日頃からこの二つの板挟み。子供の病気もイヤイヤ期も会社には関係ありません。
肩身の狭い思いをしたり、落ち込んだり、独身もしくは男性で仕事だけに熱中できる人が羨ましくなったり、、、。今までに感じた事がない感情の数々が襲ってきます。
時には、心ないことを言われることもありますね。
大抵の離職の原因って
①給料 ②待遇 ③人間関係
基本はこの3つに属しているそうです。
子供を育てるママにとって仕事はとても重要!
仕事と子育ての両立のため、以下が必要だと考えます。
1.常に親切に。
思いがけないところで人の助けを借りる事が必ずあります。ワタシは職場復帰してから1年で2度長女が入院したため、社内の人から得た協力の有難みを強く感じました。
日本人は、「相手に迷惑をかけないように。」という暗黙のルールのもと育ってきた人がほとんどです。皆が秩序を守る優れた点がある一方、他人が迷惑をかけることをひどく非難する面もあります。
また、日本の職場では、子供の病気故の欠勤や遅刻などが、「会社への迷惑」の対象になりがちですし、年配や責任感のある人ほど、「育児で会社に迷惑をかけない。」と思っている人が多い印象があります。
しかし、社会の暗黙のルールは「迷惑をかける=悪」であっても、個人を見てみると困っている人に手を差し伸べてくれる人は必ず存在します。「引き寄せの法則」でしょうか。
まずは、自分から親切を発進しましょう。親切は親切になって返ってきます。
余談ですが、アメリカ人は「迷惑?。困っている時に助け合うのはお互い様。」という考えが多いです。ワタシはこの考えに留学時、何度も助けられました。
2.人と揉めない。
社内に敵を作らない事。
独身時代は割と自分の意見を主張する方でしたが、、、それって反対派や敵も知らずの間に作ってしまうことがあるんです。
育児と仕事の両立には、周りの理解と協力が必要不可欠。
社内に敵がいると、必ず足元を救われてしまいます。
まずは、人から嫌われないようにしましょう。
相手に譲る。相手を立てる。感謝の気持ちを忘れない。
社内営業が何よりも大切。
現代では、産休・育休も当たり前の権利となりつつありますが、、、育児が社内へ負担をかけることは必ずあります。
当たり前の権利にも感謝の気持ちを忘れないように。
3.割り切る
ワタシは会社員なので言える事ですが。。。
社会にはワタシの替わりはいくらでもいる!子育てにワタシの替わりはいない!
と思うようにしました。
昇進したい!新しい仕事を任されたい!等々。仕事に対する情熱と欲望が強くなればなるほど、感情的になりやすいものです。
感情的になりそうになる時は、「所詮、ワタシの会社ではない。ワタシの替わりはたくさんいる。」と言い聞かせ、冷静に。
また、労力を使い切るのは、ここではない!帰宅してからだー!と思ってみたり。
自分という人間を操り人形に見立てて、自分が操る感覚でしょうか。
客観的に自分を見て割り切る事も時には必要です。
子供にとってのお母さんはただ一人ですから。
3.どうしようもない時は心をブラインド
自分がいくら気をつけても居るんです。
産まれ持って、根性が悪い人・意地悪な人・相手を攻撃したい人etc,,,
相手にしないのが一番。ですが、扱い方を間違えると逆上させてしまうので要注意。この手のタイプの人って自分の扱われ方に非常に敏感だったりするんです。
ここで大切なのは、尊厳と敬意を忘れずに心だけブラインド。
こちらが真摯に付き合おうとしても裏切られると心労と時間の無駄にしかなりません。
また、感情的になってしまえば相手の思う壺。
部下を叱咤する事に生きがいを感じている上司には、気持ちよく叱られて、誠心誠意謝りましょう。「反抗もしてこない奴だな。つまらない!」と思えば、次のターゲットを見つけるものです。心を操られないように、ブラインド!
【番外編】
毒を吐くことも大事。
旦那・兄弟・親・友達など。素の自分を曝け出してストレス発散。誰かに話すことでスッキリすることもあります。。職場の人間関係はできれば避けるが吉。
気分転換になる趣味を見つける。
子育てしながらでも気軽にできる趣味がいいです。ゴルフや登山など1日がかりのものだと、子供を預かってくれる人を探さないといけなかったり、家族とスケジュール調整後、やっと行ける日に限って、子供が熱を出したり。趣味に辿り着くまでに時間がかかり、余計ストレスになることがあります。
最後に、、、
よく、妊娠中”もう自分だけの体じゃないんだから”なんて気遣いの言葉をかけて頂く事があったかと思いますが、妊娠中だけじゃないんです。子供がお母さんを必要としている限りずっと続きます。お母さんが体調を崩したり、心が病んだりすると一番子供に影響が現れます。
子供・家族・自分のためにしている仕事だったはずが、いつの間にか傷つける仕事になってしまわぬように。。
ワタシ自身も1歩前進したかと思いや、2歩後退の毎日ですが、これが親になった自分に与えられた試練なんだと言い聞かせるようにしています。
子育ての喜びに勝るものはない!ですから。
日本中の、働くママ達がワタシと同じよう時に悪戦苦闘しながらもイキイキと前向きに仕事をしているんだ!と思い今日も頑張ろうと思います。