【最初が肝心!?】公文を始めて3ヶ月の記録〜3歳スタート〜

 夏(8月)のトライアル学習からの公文式スタートで早3ヶ月。

 3ヶ月間の取り組みを公文式の学習内容と共に振り返ります。

最初の1ヶ月は”楽しい”と”成功体験”であっという間

最初の1ヶ月は楽しんであっという間に過ぎました。

主な教材は、ズンズン+漢字カードまたはひらがなカード

●ズンズン教材

ズンズンは書く力、筆圧、腕の筋力を鍛えることを目的とします。

最初は書くのがとにかく楽しい様子なのでドンドン褒めて書かせていきました。

余裕が出てきたら「姿勢良く椅子に座る」「左手でプリントを抑えた状態で書く」「右手の使い方」をサポートしていきます。右手が宙に浮かず、机にピタリとくっつけた状態でえんぴつを動かせるようにします。

スポーツ、音楽、芸術…どんなものにも決められたフォームや体の使い方の型があるように勉強するための型があります。

勉強に向かう姿勢や集中できる環境を整える意味もあるため、基本を今のうちにしっかり身につけることをおすすめします。変なクセがついてしまうと後からなおすのが大変です。

そしてまだ3歳。姿勢良く座るだけでも疲れてしまうもの。

ましてや、線を書くことは体力を使う作業となります。始めた段階での多少のはみ出しは気にせず、太い線ではっきりと線を書けたらとにかく褒めて沢山書かせていました。

お勉強に向かう姿勢・体勢を整え、楽しんで書く!ことを意識します。

●漢字カード&ひらがなカード

漢字カード、ひらがなカードは主に単語のインプットが目的となります。

ベビー公文と似た教材であるためベビー公文経験者にとってはハードルは低いかとおもいます。

みかんのイラストや絵を見て「みかん!」と答えることができる状態を作りそこに、イラストのみかんと文字のみかんは同じであることを結びつけていきます。

イラストとひらがな、イラストと漢字が同じだと認識することが重要!

ひらがな・漢字カード 公文式

先入観ゆえに「ひらがなから覚えさせよう!」と思い取り組みがちですが、実は「山」や「川」など漢字の方が記憶に残りやすいそうです。

実物がベースとなって作られた漢字のためシルエットが漢字と似ている特徴があります。

毎朝、5分〜15分ほどを目安に学習を進めていきました。ズンズンプリントは1回で10枚はなんなくクリアしてくれましたが、、、、、

必ずやってくる!?公文、イヤイヤ期

 最初に先生から「必ず嫌になる時期がやってきます!」と知らせて頂いていたので、心の準備はできていましたが、、、、やってきました。

イヤイヤ期の特徴

1、椅子に座らない。ママに抱っこ。教室でも一人で座れず抱っこ。

 →不安のあらわれ。抱きしめるなどスキンシップをとり「大丈夫だよ。」と安心させる。

2、関係ないおもちゃを持って行き学習と別の事をやり始める。

3、朝学習にかかる時間が倍に。気が散る、他に気が取られて進まない。

4、親の多忙による寂しい思いが拭われていなかったため、学習に進む心の準備が出来ていなかった!?

イヤイヤの原因…

1、 難しくて嫌になった。

2、同じプリントに飽きてしまった。

「難しいから嫌!」に関しては誰もが通る道かと思います。ましてやこれまで「わかる=楽しい」と思って取り組んでいた子、褒められることで自信をつけていた子にとっては経験のない壁となります。

本人が難しいと感じているものの適切なレベルであれば根気よく褒め称え苦手意識を払拭してあげるのが望ましいです。

難しくて一人で書けないところは手を添えてあげる、上手く読めないところは一緒に読んであげるなど、努力と成功体験を教えるチャンスと捉え手厚くサポートすることをオススメします。

「同じプリントへの飽き」に関してはゲーム感覚で目標を共有するといいです。

例えば、ズンズンで始点から終点まではみ出ないように書く、筆圧を濃く、10分以内に終わらせるなど。

各プリント毎に習得すべきポイントがあるので、それを意識して取り組み、ショートゴールとして設定してあげましょう。

私は最初それが分からず、ただプリントをこなさせていました。しかし、何枚やっても次に進むことができないため、飽きを生じさせメンタルも限界に…。取り組むのが余計に大変でした。

あまり時間をかけずどんどん進級できるようにサポートするのが大事です。先生とも蜜にコミュニケーションを取り現状共有をおすすめします。

特に公文は、「わかる」<「できる」の学習が強みの一つです。そして「できる」の位置づけの1つに「じっくり考えなくても出来る」という1つの基準があります。これは、「わかる」「時間はかかるけどできる」状態で良しとせず、そこから何度も反復練習することにより、すぐに「できる」力を身につけることにあります。

 「りんごって英語でなんだっけ?・・・えぇっとえっと(考える)・・・・あっ!appleだ」

のように、考えてから答えを導きだすのではなく、考える間もなく「りんご=apple」と瞬時に出てくる事を目指すというものです。この力を得るための反復学習が飽きてしまう1つの原因でした。

公文のめざすわかる

2つの分かれ道!無理やりやらせる?それともやらせない?

正直迷いましたが、3歳の今。無理やりやらせて嫌いになるのは避けたいと思い、一旦やらせない方法をとることに。毎日10枚〜20枚やっていたプリントも多かったようです。

声がけはするものの、「嫌っ!」と言ったらすぐやめる。ちょっとでも出来た時は大げさに褒める。具体的に褒める。

一番大事なのは、親がイライラしないこと。

やってもやらなくてもどっちでもいいよー。けど、公文やりながらママと遊ぶの楽しいよねー!というスタンスを貫き通しました。

自分から、「公文やりたい。」と言ってくることも増え徐々に一人でちゃんと座れるように。

よくよく考えてみると、イヤイヤ期とワタシの仕事多忙が重なっていたため、ちょっとその影響もあるのでは!?と思っています。

やはり、土台は情緒の安定。再認識させられました。

3ヶ月の成果

初めて3ヶ月が経とうとしています。あとちょっとでプリント1,000枚達成!

筆圧はだいぶ濃くなり、しっかりと太い字が書けるようになりました。

自宅学習や教室での取り組みにアップダウンはあるものの、”お勉強”が生活の一部に。

成長につれて”褒める”が少なくなっていたので、お勉強を通して”褒める”事ができるのは◎

【フルタイムママ+3歳公文式】取り組んだこと

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