長女がピアノに通い出したのは3歳。私の恩師である個人教室の先生へ連れていきました。
もう3歳だし、経験を増やしてあげたい・好きなことを見つけてあげたいという思いよりまずはピアノへ。
幼少期からピアノが良い理由
- 絶対音感が身につく
絶対音感はこどものうちから訓練していなければ身につけることが難しいです。長い人生の中で音楽にふれる機会は多々あることでしょう。小中学校に入ってからなにか他の楽器をやりたい。となることも考えられます。絶対音感が身についていればより音楽を楽しむことが出来るため幼少期から身につけさせてあげるのはメリットとなります。
- 指先を使うことで脳トレに
指先は「第2の脳」と言われています。5本指と手のひらの表面積は全身の10分の1程度にすぎませんが、大脳領域の3分の1が指と手に指令を送るために使われています。よって神経が多く通っている指先を動かすと脳の動きも活発になります。また、右手は左脳(言語表現や計算能力など論理的思考)と、左手は右脳(イメージや記憶力、想像力やひらめきなど芸術的)右脳と関係があるとされています。
ピアノは両手と指先を使うことで脳への刺激となります。また手と指先の使い方はとても繊細で訓練も必要なため忍耐力・集中力も培われます。
- 感覚と全身をフル活用
ピアノを弾くには、目で見る、耳で聴く、譜面を歌う、ペダルを踏む、指先と手を動かすetc…..さまざまな感覚と動きを必要とします。そして曲が弾けるようになると今度は、力の抜き方、大きな音を出す方法、腕の使い方、姿勢をキープすることなど全身に意識を集中させて演奏をすることになります。考えながら体を動かすことは幼児期に貴重な体験となります。
この2つが出来てから通おう!〜ピアノ教室に習い始める前に〜
ピアノ教室に通う前に家庭で身につけるべき力、、、、
”どれみふぁそらし”のひらがなが読める
”12345”の数字がわかる
この2つです。これが出来ないとそもそもレッスンにならないのです。
そして、この2つは親のピアノ出来不出来は関係なく、家庭でも身に付けれる力です。
”どれみふぁそらし”はカードに一文字ずつ書いて覚えさせるのがベスト。カードの色を変えるとより識別がついていいです。
”12345”も同様になります。ピアノの指番号が親指から1、人差し指2、中指3、薬指4、小指5。レッスンでは指の指示は数字になるので、指=数字の認識が出来ていないと先生の指示がすんなりはいってきません。
教室や先生に慣れながら徐々に学んでいく事が出来ますが、結局この力がついていないと”ピアノ教室”の基本の”き”にすら辿りつけていない状態なので家庭で事前準備をしてから臨む方がおすすめです。
普段の遊びや、会話で自然と取り入れるのがベストです♫
市販で売ってある、おもちゃのピアノがついた本など活用してもいいかもしれません。
リトミック&腕の運動として「ピアノ用お手玉」を取り入れてみました。
ABCソングなど音楽に合わせて左右にお手玉を投げキャッチする練習です。腕の使い方、力の抜き方、指で掴む力etc….. 簡単なように見えますがなかなか難しいようです。これも全身運動!家でも練習の一貫として行っています。