命を危険に晒し、経済に打撃を与え、生活に変化を強いる、新型コロナウイルス感染症。
約3年。
このウイルスに仕事もプライベートもコントロールされてしまいました。
過去に例を見ない世界的な施策であるステイホーム。
ステイホームで気づいたちょっとしたことをまとめました。
近所の繋がりが増えた&人の大切さを知った
普段は閑静な住宅街に住んでいますが、コロナ以降子どもたちが自転車で駆け回る姿を多く見かけました。
この地域はこんなに子供が居たのか。とびっくりしました。
また子どもたちのグループが何組も外で遊んでいました。
密なほどではありませんが、休日の公園はいつも大盛況。家の周りで遊ぶ事が増えたため、ご近所付き合いも増え、娘にも近所のお友達ができました。
普段は忙しさゆえ、挨拶を交わす程度の付き合いが多かったです。
大体みんな積極的に親しくなろうとはしない現代風の近所付き合いの家庭ばかりでしたが、親同士の小話や情報交換をするようになり、繋がりが増えました。
皆の敵が”新型コロナウイルス”一極集中だからでしょうか。
「コロナで大変!」という共通認識もあり、コミュニケーションが取りやすくなっている気がしました。
なんにせよ、娘にとって保育園の友達と同様に気が合う大好きなお友達ができ、家族同士の付き合いが続いているのはありがたいことです。
「近所や地域で子供を見守る」機会が少なくなっていますが、近所の目によって助けられることもたくさんあることを実感しました。
気軽に会えていた人、会いたい人に会えない一方で、近くに居る人の暖かさを知ることもできる。
ステイホームは、より人の大切さを知る機会となりました。
家飲みや家ご飯がレベルアップした
最近でこそ繁華街も賑わいを戻しつつありますが、当初はあらゆる飲み会が中止に。
その結果、最初は家飲みのレベルがパワーアップしました。家飲みは質にこだわるべし!
ちょっと高めのウィスキーで作る贅沢ハイボールにハマってしまいウイスキーを買い占めていました。
外で飲めば一杯2000円程するお酒もボトル買いするとリーズナブルに。
夫婦で家飲みを楽しむ事ができました。
趣味が高じて、マドラーなどの道具、グラス、氷にまで凝ってしまい、家でバークオリティを極めるようになりました。(夫が)
最終的にハマりすぎ、外に飲みに出ていたより大幅な支出となってしまいましたので、注意が必要です。
そして、外食出来ないため家で美味しいものを食べるようになりました。
コロナ前に比べて、プロの料理人のYou Tubeチャンネルも増えた感覚がありましたので、色々なメニューを調べて自宅で再現するようになりました。
ステイホームとなったからには、家で出来ることで愉しむしかないと思いやってみましたが、食が豊かになりとても楽しむことができました。
家での食が充実したため外食は全体的に減りました。
そして、どうしてもお店で食べたいものとそうでないものも明確になりました。
ステイホームで家庭の食レベルがアップする結果となりました。
働き方がIT化、テレワークで自由化した……けど…戻った!?
これは残念。
せっかくテレワークができる環境が整い、デジタルとアナログが入り混じっていたのが、デジタル方針に変わりつつあったのですが、、、、戻りつつありますね。
”出来る”と”やる”の違いでしょうか。
でも、一時出来ていたのだからまた出来るはず!
この問題はジェネレーションギャップを無視しないと通過できない問題なので時代の流れに身を任せるしかないようです。
ただ、私個人としては「会社にいなくとも仕事ができる」という手応えを強く感じたので、今後の自分の働き方にメリットをもたらしてくれました。
最後に
ステイホームという前代未聞の取り組みがあったからこそ気づいたこと、本当に大事なもの、自分が求める幸せ、働き方などなど。
ステイホームにならざる終えなかった状況は最悪でしかありませんが、ステイホーム自体は目まぐるしい日常のデトックスが出来た期間でもありました。
忙しすぎる現代人にとって自らステイホームをすることは時に必要なのかもしれません。